機械学習・ビッグデータ関連技術の躍進はめざましいですが、
一般家庭において、家族のように人間とコミュニケーションをとりながら、
支え合うことのできる人工知能を実現するには、さらなるブレイクスルーが必要です。
本研究では、現在の意識と脳に関する理論的研究から、
人工知能研究のブレイクスルーを追求し、
知能システムに主観的感覚や意志や、
自発的な推論能力などの機能を備えることを目指した
「人工意識モジュール」の構築と、
実生活空間における応用展開を最終目標としています。
機械学習・ビッグデータ関連技術の躍進はめざましいですが、
一般家庭において、家族のように人間とコミュニケーションをとりながら、
支え合うことのできる人工知能を実現するには、さらなるブレイクスルーが必要です。
本研究では、現在の意識と脳に関する理論的研究から、
人工知能研究のブレイクスルーを追求し、
知能システムに主観的感覚や意志や、
自発的な推論能力などの機能を備えることを目指した
「人工意識モジュール」の構築と、
実生活空間における応用展開を最終目標としています。
京都大学生物物理学科卒業。オランダ・ユトレヒト大学で実験心理学PhD取得。カルフォルニア工科大学にて、下條信輔教授のもとで視覚経験と時間感覚の研究に従事。前英国サセックス大学 准教授(認知神経科学)。脳構造画像の解析において、世界的にリードしている。
アラヤ・ブレイン・イメージング代表取締役CEO。
東京大学大学院教育学研究科で教育学PhD取得。ウィスコンシン大学マディソン校にて、ジュリオ・トノーニ教授のもとで、ヒトのfMRIデータから主観的経験の量や豊富さを推定する研究に従事。
東京大学新領域創成科学研究科卒業後、2009-2013年の4年間、NHK勤務。2013年に東京大学で博士(工学)取得。理化学研究所研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現ジュネーブ大学博士研究員。主な研究対象は視覚、自然統計量、意思決定、非線形力学。「埋め込み理論」を用いた意識下の脳活動解析を行う。
北陸先端科学技術大学院大学助教。京都大学で博士号を取得。専門分野は認知科学、言語発達、行動情報解析などで、特に計算論的モデルを用いて言語などの認知能力の発達の仕組みを研究している。
囲碁が趣味。アマチュア段位を有している。
東京大学物理学科卒業。東京大学新領域創成科学研究科より博士(科学)取得。日本学術振興会特別研究員(SPD)、理化学研究所基礎科学特別研究員を経て現職。理化学研究所、ウィスコンシン大学、モナシュ大学にて意識の統合情報理論の研究に従事した。現在は主に、統合情報理論を実験データへ適用し、理論を実験的に検証する研究に取り組んでいる。
カリフォルニア工科大学にてクリストフ・コッホ教授の元博士号を取得。同大学、理化学研究所、ATRでの研究員を経て、現モナシュ大学神経科学准教授。
研究の最終目標は、意識の神経基礎を明らかにすること。そのための手立てとして、4つの具体的なリサーチプロジェクトを進めている。1)脳内で意識にのぼらないプロセスには何ができて何ができないのか? 2)意識と注意の関係性 3)意識にまつわる課題遂行中のヒト、サル、ネズミ、ハエなどにおける多電極データ記録の解析4)統合情報理論の検証。
東京大学教養学部基礎科学科卒業、同大学院新領域創成科学研究科にて博士(科学)を取得。JSPS特別研究員(DC1)、JST-ERATO OEIP研究員、東京大学特任研究員、神戸大学大学院工学研究科・助教を経て、2016年より現職。これまで理論神経科学と機械学習の研究に従事。アラヤでは統合情報理論の検証を行う。
Martin Biehl is a PhD student in artificial life at the University of Hertfordshire, UK. His main interest is in the formalization of the concept of agents within dynamical systems. He mainly uses tools from information theory to investigate the distinguishing features of the processes underlying the occurrence of agency. Before becoming fascinated by the peculiarities of acting matter Martin studied dead matter physics at the Humboldt University zu Berlin and Vienna University of Technology.
Olaf Witkowski is a postdoctoral researcher in swarm intelligence and artificial life at the Ikegami Lab, at the University of Tokyo. His main goal is to understand the mathematical foundations of distributed cognition, information flows in abiogenesis and future evolutionary transitions in complex societies. Before coming to Japan, Olaf originally graduated as a Civil Engineer specialized in AI at the UCL in Belgium and was a co-founder and Chief Research Officer at Commentag LLC.
2014年神戸大学 大学院システム情報学研究科で博士(工学)取得。ATR脳情報通 信総合研究所 研究員。実世界情報検索の研究に従事。
1995年東京大学大学院工学系研究科で博士(工学)取得。東京大学計数工学科助手、Fraunhofer FIRST(ドイツ・ベルリン)研究員などを経て、ATR脳情報通信総合研究所主幹研究員。
統計的信号処理、生体情報解析、機械学習およびその実環境データへの応用の研究に従事。
2012年大阪大学 大学院情報科学研究科で博士(情報科学)取得。日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所 研究員を経て、大阪大学 大学院情報科学研究科准教授、ATR連携研究員。
センサデータを用いたパターン認識、特に行動認識や屋内位置推定技術の研究に従事。さらに、これらの技術を基にしたヘルスケアアプリケーションに興味を持つ。
京都大学 大学院情報学研究科修了、博士(情報学)。産業技術総合研究所研究員、ATR連携研究員。2010年日本神経回路学会論文賞、2015年IEEE TrustCom Best Paper Award受賞。ヒトのデータの知的解析法を研究。